オンライン設計室
Vol.06:スケッチを始める
(2006/02頃)
スケッチを始める(2006/02頃)
まず始めに、一番単純なマスモデル(大きさを把握する模型)をつくってみました。
コストを踏まえたボリュームが、敷地の中でどのように配置されるかスタディーしてみます。
今回は、最小限のボリュームであることが要求されます。
ますボリュームをイメージする。寄せ棟屋根の場合
隣とほぼ同じ大きさとなる。
正面から見る。
そしてボリューム模型を見ながら、大きさの感覚を徐々につかんでから、第1案のスケッチを進めました。
第1案平面図のスケッチ(PDF)
■第1案の考え方
・周囲の建物が高いので、2階を生活の基本とする。
・LDKは2階とし、間仕切りがないワンルームとする。
・寝室、子供室(将来)、浴室などの水回りは、1階とする。
・耐力壁をバランス良く配置した構造計画
■ローコストのための方針
・極力シンプルな平面形状とする。
・最小限の立体とし、吹き抜けやロフトは設けない。
・1階北側の子供室は、当初納戸とし、仕上げも行わない。
・造り付け収納類は極力設けず、手持ちの家具などでまかなう。
・キッチンは、大工が製作する。
片流れ屋根のボリューム
■第1案に対するKNさんからの感想
◎基本的には賛成
△浴室や水回りは、2階としたい。
△1階の寝室に連続したウォーキングクローゼットが欲しい
△キッチンの側に、外部ゴミ置き場を設けられないか?
△1階の和室前に、ベランダが欲しい。
△食洗機、浄水器はつけられるか?
以上の意見をたたき台にしながら、数回の打ち合わせを経て案を詰めていきました。
- Vol.01:はじめてメールから
- Vol.02:横浜での土地探し
- Vol.03:土地が見つかった。
- Vol.04:土地造成の経過
- Vol.05:クライアントの希望
- Vol.06:スケッチを始める
- Vol.07:基本計画の完了
- Vol.08:契約から地鎮祭まで
- Vol.09:基礎工事
- Vol.10:建て方_その1
- Vol.11:建て方_その2
- Vol.12:木工事
- Vol.13:中間検査など
- Vol.14:仕上げ工事など
- Vol.15:外壁工事など
- Vol.16:仕上げの決定
- Vol.17:足場が外れた
- Vol.18:完成、ワックス掛け
- Vol.19:オープンハウス
- Vol.20:入居後の様子
- Vol.21:事例集に掲載しました。
- Vol.22:入居後のレポート