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NO.25_KN-HOUSEができるまで

Vol.06:スケッチを始める

(2006/02頃)

スケッチを始める(2006/02頃)
 



まず始めに、一番単純なマスモデル(大きさを把握する模型)をつくってみました。
コストを踏まえたボリュームが、敷地の中でどのように配置されるかスタディーしてみます。
今回は、最小限のボリュームであることが要求されます。

ラフ模型/シンプル住宅
ますボリュームをイメージする。寄せ棟屋根の場合

ラフ模型/シンプル住宅
隣とほぼ同じ大きさとなる。

ラフ模型/シンプル住宅
正面から見る。

そしてボリューム模型を見ながら、大きさの感覚を徐々につかんでから、第1案のスケッチを進めました。

 

第1案平面図のスケッチ(PDF)

■第1案の考え方
・周囲の建物が高いので、2階を生活の基本とする。
・LDKは2階とし、間仕切りがないワンルームとする。
・寝室、子供室(将来)、浴室などの水回りは、1階とする。
・耐力壁をバランス良く配置した構造計画


■ローコストのための方針
・極力シンプルな平面形状とする。
・最小限の立体とし、吹き抜けやロフトは設けない。
・1階北側の子供室は、当初納戸とし、仕上げも行わない。
・造り付け収納類は極力設けず、手持ちの家具などでまかなう。
・キッチンは、大工が製作する。

ラフ模型/シンプル住宅
片流れ屋根のボリューム

ラフ模型/シンプル住宅


ラフ模型/シンプル住宅

 

■第1案に対するKNさんからの感想

◎基本的には賛成
△浴室や水回りは、2階としたい。
△1階の寝室に連続したウォーキングクローゼットが欲しい
△キッチンの側に、外部ゴミ置き場を設けられないか?
△1階の和室前に、ベランダが欲しい。
△食洗機、浄水器はつけられるか?



以上の意見をたたき台にしながら、数回の打ち合わせを経て案を詰めていきました。