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NO.20_KI-HOUSEができるまで

Vol.03:家族の紹介

(2004/07/26)

ki-yさんはまだ20才代の若さですが、今回のプロジェクトのキーパースンです。
設計に先立ち、ki-yさんには家族全員の紹介をしていただきました。
彼女は家族の希望をヒアリングしてくれました。ヒアリングをすることで、家族の気持ちを家づくりに向けて、集中していく効果も期待しているようでした。つくづくki-yさんのエネルギーには感心させられました。

4世代に渡る年代の人々が、一軒家に住むのですから、意見の取りまとめは大変だと推測されます。ここでは、kiさんのご了承をいただいたので、ご家族の紹介と、各人の建て替えに関する希望を表にまとめてみました。


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祖父77才(メリヤス業)
・基本的に皆の好きなように建てれば良い。
・食事、風呂、寝室など、なるべく同じフロアーで、生活できるようにしたい。

祖母71才(主婦)
・リビングには、畳に座ってくつろげるスペースが欲しい。
・先祖が残したもの(床柱・違い棚・欄間など)を出来るだけ残したい。
・和室には、やはり床の間が欲しい。
・収納は多く欲しい。各部屋はもちろん、共有収納も欲しい。




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父53才
・家族皆で、仲良く暮らしたい。
・広い地区拠点が欲しい。

母49才
・家族が多く集まっても、ゆったりしたリビング。
・特に家族の集まる場所(リビングやキッチン、お風呂など)の動線が、スムーズになるようにしたい。
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夫:38才
・外観にこだわりたい。
・バリアーフリー、暮らしやすい、落ち着く家、家族の顔が見える家。

本人(kiさん):27才
・ちょっと目を引くおしゃれな家
・年を取っても、快適に暮らせる家。
・省エネで、丈夫で長持ちのする家。
・人が集まってくる家。
・家事動線は、なるべくスムーズにしたい。
・細長いけど、中まで光が入る家。

長女:3才 長男:0才
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末妹:22才

この段階の各人の希望は、比較的漠然としていますが、共通項が多いようなので、これから設計をまとめるにあたり、とても希望が持てるような気がしました。