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NO.41_TH-HOUSEができるまで

Vol.10:解体工事

(2011/09/20)

解体工事(2011/09/20UP)
 



9月に入っても残暑が厳しい日が続きますが、ようやく着工となりました。

今回工事をお願いする工務店は、3社の相見積もりの結果、四街道の(株)金正になりました。


まずは、解体工事からはじまりました。

既存の住宅は、約40年前に建てられた大手ハウスメーカーの大成パルコンのものです。
この住宅は、壁式RC住宅ですので、木造住宅の解体工事との比べ、手間が掛かります。

しかし、ハサミを先端に付けた重機を使い、案外簡単に解体されています。

閑静な住宅街のなかの解体工事なので、周辺への配慮を怠らずに工事を進めていただくようお願いしています。


そういえば都心でもRC建築の解体工事が行われている現場を良く見かけます。

写真は、大戸が最近見かけた六本木のRCビルが解体されている現場です。
蟹挟みのような先端を付けた重機が、はぎ取るようにRCビルを解体しています。

高度成長時代に建てられたビルが、建て替えられるケースが増えているようです。

耐震性、省エネ性、設備類の老朽化などを考えると、リフォームやコンバージョンでは対応できないのでしょう。

解体が終わると、次は液状化対策の地盤改良工事です。


・まずは、手で解体が行われます。


・周囲への配慮のためシートで覆います。


・室内の仕上げ材が、手作業ではぎ取られていきます。


・不燃と可燃で仕分けられます。


・RC本体が、重機で解体されていきます。(THさん提供)


・案外早く作業が進みます。


・大戸が遭遇したRCマンションの解体現場。(六本木)