オンライン設計室
Vol.06:基礎工事
基礎が出来上がるまでのプロセスを紹介します。
まず基礎底面をつくるため掘削後、栗石を敷き詰め、締め固めます。
次に捨てコンクリートを打設後、鉄筋を組み立てます。
今回は、ベタ基礎という構造なので、耐圧版のコンクリートを打設後、構造用の金物を取り付け、最後に基礎の立ち上がりコンクリートを打設して完成です。
クライアントのTWさんには、鉄筋を組む前に、現場へ入ってもらい、広さを実感してもらいます。
ただしこの段階では2次元なので、家は実際よりも狭く感じられるものです。
建て方後柱梁が組まれたあとは3次元になるので、非常に大きく感じられるものです。
現場に入っている親子の鉄筋屋は、EXILE風のポーズで記念撮影しました。
またガルバリュームの外壁の色を決めるため、大きなサンプルを取って、TWさんと現場で確認しました。
ところで、基礎工事と平行して、柱梁土台などを加工するためのプレカット図を検討しています。
柱や梁は工場で加工され、現場へ運ばれ、組み立てられます。
・栗石を敷き詰める。
・ランマーにて締め固める。
・捨てコンクリート打設後、墨を出し(基準線を書くこと)鉄筋を組み始める。
・鉄筋を組む前に、現場でTWさんが広さを確認する。
・ベタ基礎の鉄筋を組む。
・同上
・現場で鉄筋を加工する。ベンダーで曲げる。
・EXILE風の記念写真
・アンカーボルトなどの構造金物の確認
・ホールダウン金物
・位置と本数をチェックする。
・TWさんとガルバリュームの大きなサンプルで外壁色の確認。
・プレカット図のチェックも同時並行して行われます。