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2016年5月17日

MIYAKE ISSEY展

連休明けの月曜日に、新国立美術館で開催中のMIYAKE ISSEY展: 三宅一生の仕事を見てきました。

展示の中で「132 5.」というプロジェクトが面白かったので、紹介します。

「132 5.」の数字の意味は、1つながりの布で、立体にして着る(3次元)、使用後にたたむ(2次元)、人と布の空間(スペース)、5.とは、5次元空間を表す記号らしい。

会場では、たたまれた美しい幾何学模様の衣服が、立体になり、またたたまれて平面になる面白さが体感出来て面白かった。

下のポスターの、たたまれた、美しい布を、引き上げると立体的な衣装になります。

実際に小型の衣装を、手にとって一連の動作を経験できるコーナーもあります。

素材感、人と布の距離感、心地よさ、美しさ、楽しさなど、衣服デザインのテーマが、建築や住宅に引きつけて考えられるので、とても身近に感じられた。

いわゆる型紙は、建築で言うところの幾何学的な展開図というのも面白い。

再生・再創造というサブテーマで、ペットボトルの再生品であるポリエステルを使ってデザインされていることも印象的だった。

展示室内の写真撮影が可能であったことを、あとから知りました。残念。



20160517_01.jpg

□新国立美術館 三宅一生展

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展覧会の会期は6月13日(月)まで。
小さな子供連れでも、楽しめる展覧会です。






投稿者 ooto : 2016年5月17日 18:17