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2014年12月 6日

AS-HOUSEの地質調査

NO.47_AS-HOUSEを更新しました。

敷地に建物がほぼ目一杯に建っていて、解体前には地盤調査は出来なかったのですが、解体が終わりようやく地盤調査が可能になりました。

今回は、施主のASさんも、調査を見たいということで、立ち会ってもらいました。
自分の土地の調査を、自分の目で見て、状態を確認することは、非常に良いことですね。

データーの数字では分からない、土地の様子を実感できます。

この地域一体は、もともと非常に地盤が悪く、東京都の液状化予想マップでも、液状化の危険性が高い場所でした。

設計が始まった段階では、少し離れた場所の工事現場を見たところ、それほど悪くなかったので、基礎は表層改良工事を想定していました。

しかし、実際に現場の場所で、地盤調査を行ったところ、25KN/M2という値が出ました。

この数字は、木造2階建てでは、最低限の基準はクリアーしているという数字です。

ただし、地下水位が非常に高く、砂が多いシルト層なので、液状化の危険が高く、施主と相談して、安全性を考えた柱状改良工事に、変更することにしました。

施工者、施主、そして設計者の私の立ち会いの下、地盤調査を行ったので、基礎設計の変更には施主も納得してもらい、変更はスムーズに行われ、一安心でした。

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投稿者 ooto : 2014年12月 6日 15:37