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2013年7月 5日

奥秩父のニホンオオカミ伝説

絶滅したと言われる、ニホンオオカミの展示があるというので、秩父の三峯神社へ行ってきました。

三峯神社は、ニホンオオカミを、神の使いとして祀る神社として有名です。

これまで秩父までは何度も来ているにですが、その最奥にあたる奥秩父・三峯神社には、はじめて訪れました。

ここは秩父から車で約1時間の距離ですが、思いのほか山深い地であることに驚かされました。

もちろん絶滅したといわれるニホンオオカミの生体がここで見られるわけではなく、毛皮や目撃写真のほか、神話的な動物としての絵などが多くの貴重な展示物を見ることが出来ました。

ニホンオオカミに関しては最近でも全国各地で目撃情報があるようですが、もし本当に生きていたら動物学的にも、文化史的にも、素晴らしいことだと思います。

この地域は、神々しい深い森に囲まれた神聖な場所で、この地でニホンオオカミの目撃情報があったというのは、この地を訪れれば納得出来ます。
ここ奥秩父は、日本の歴史的ロマンを残している数少ない神聖な場所なのではないでしょうか。

東京からさほど遠くないこの地に、ある意味で私たちの日常の近くに残る貴重なロマンを感じて、とても嬉しかったです。
 

昨年NHKで放送された”神獣 ニホンオオカミ”や、アニメ映画”オオカミこどもの雨と雪”など、ニホンオオカミにまつわる作品が多いことも、ニホンオオカミの存在が、日本人の心の深層に関わることを示しているのだと思います。
 

なお以下のアドレスで、NHKの”神獣 ニホンオオカミ”をご覧になることが出来ます。
1時間と長い番組ですが、ロマンあふれる良い番組です。
http://www.pideo.net/video/youku/706832c76c673134/


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・オオカミは、”大神”でもあるらしい。

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・剥製や写真の展示

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・山奥の集落。険しい傾斜地にあります。

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・三峯神社拝殿。プロポーションは、善光寺によく似ています。

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・本殿は、霧に包まれていました。

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・いつもの癖で、つい目がいってしまいます。

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・摂末社という全国の神社の出店のような社
 

 


 

投稿者 ooto : 2013年7月 5日 08:57