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2011年11月26日

オンライン設計室NO.41_TH-HOUSEを更新

オンライン設計室NO.41_TH-HOUSEを更新しました。

現場は、木造躯体がほぼ完成して、板金工事、仕上げ下地工事が進んでいます。

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今日は板金屋さんと納まりについて、図面の説明を行いました。
板金は、職人の力が必要不可欠な工事です。

板金職が持っている、技の凄さは、これまで何度も体験しています。
板金工の職人技を活かした、板金の外壁や屋根は、工場でつくる既製品の外壁材では作れない、人の手による優しさや、美しさを表現できるので、私自身とても好きです。

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最近はガルバリューム鋼板という非常に耐候性、耐久性がある材料が進化していて、色やテクスチャーがとても良いものが出てきています。この金属板を、職人の手をつかって、美しい外壁をつくったもらうのがとても好きです。

ところでおもしろい話しなのですが、各板金工は、それぞれ独自の技術を持っています。
したがって現場ごとに、その職人の納め方、つくりかたを聞きながら、納め方を決めていきます。

また、設計者としても少しチャレンジした納め方をお願いすると、職人さんも意欲的にチャレンジしてくれることが多いので、そのやりとりは設計の醍醐味の一つです。


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現場では、THさんに来ていただき、室内をご案内して、フローリングの檜材を確認していただきました。

内部の空間ボリュームや日の入り方なども確認でき、完成時が良くイメージできたと思います。

 

投稿者 ooto : 2011年11月26日 17:46