2005/05/30 禄山美術館

昨年のことですが、長野に行って時に、穂高町にある禄山美術館に寄ってみました。
誠に申し訳ない言い方ですが、通りすがりにちょっと寄ってみたと言うのが本音です。

しかし、行って見るとその内容の濃さには正直びっくりしました。
ここは約50年近く前に建てられた、今井兼次設計による萩原禄山の個人美術館ですが、現在までとても手入れ良く使われており、収蔵品はもちろん、建物や庭園の整備が行き届いていました。



建物の形は、西洋中世ロマンチシズムのような、古典的な単純な形態ですが、細部に渡り、つくり込んでいるので、作るこころが伝わって来るようです。

写真は、金属細工による人型(天使?)のドアノブです。



コンセプトが先行した現代建築に見慣れている目には、忘れかけている直接的な手触り感を思い起こさせてくれました。
施設全体に本当にメンテナンスがとても行き届いているので、一層の愛着を感じさせる逸品でした。


さて、no.19 SY-HOUSEを更新しました。
現場では仕上げ工事が進んでいます。今回は、大工工事を取り上げました。



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2005/05/25 塔の家

先日、青山のキラー通りを通った時に、塔の家(東邸)を久々に眺めました。




年月が経ても、その存在感は際だっています。経年変化を共用する許容するコンクリートの適度な荒さ、木の開口部など力強いデザインだと思います。

最近、都市の狭小住宅が雑誌などで取り上げられることも多いので、この元祖都市狭小住宅が、再びスポットライトを浴びているようです。
しかし、か弱い最近の狭小住宅とは一線を画した力強さは、やはり近代の名建築として取り上げられるだけの逸品なのだと思います。最近出来た隣の建物の劣化に比べ、全然衰えを感じさせない、この骨太なデザイン心を、私たちは忘れているような気がします。


今日は古い昔の本を引っ張り出し、つくづく塔の家の図面を眺めました。
しかし、都心としての立地は良いとは言え、この狭さで生活を続けていくのは、強靱な意志が必要なことは、言うまでもないと思います。

東さんのトレードマークの青のシャツと同じ色のカーテンが、とても印象的でした。
何事も徹底していることが大切なのですね。

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2005/05/22 春の珍事

暑かったり寒かったり温度差が激しいですね。
先日暑いので事務所の窓を開けていたら、一匹の雀が舞い込んできてしまいました。

鳥も驚いたでしょうけれど、事務所内も大騒ぎ。
やっとのことで、誘導して外へ出しました。



さて、オンライン設計室NO.19SY-HUOSEを更新しました。
今回は、金属工事の様子を動画で配信しました。



火花が散っている様子は、現場のダイナミックな様子が伝わると思います。

その他現場風景などを掲載しています。
現場は、最後の仕上げ工事の詰めを行っています。



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2005/05/16 カメラマンの垂見さん

新しい住まいの設計・2005年3月号のft-houseの取材で、カメラマンの垂見孔士さんに撮影を担当してもらいました。

当日まで、誰が撮影なのか知らされていなかったので、再会してびっくりしました。



実は垂見さんとはじめてお会いしたのは、もう20年くらい前に、私が所属していた大野建築アトリエの竣工写真の撮影だったと思います。
まだそのころの垂見さんは若く、冗談を交わしながらゆっくりと撮影したように記憶しています。
当時は、大野建築アトリエで行ったコンペの模型写真なども撮影していただきました。



さて垂見さんの撮影の早さには驚かされました。雑誌の8ページ分の写真は、午前9時頃から始め、午前11時にはもう終わっていました。最近この雑誌の撮影は、35mmのカメラが使われているようす。
部分的には手取りで撮影されていました。
当時天気にも恵まれ、良い写真が出来ました。

今回住宅・建築作品集、ft-houseのページに垂見さんの撮影したものを加えましたので、一度見て下さい

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2005/05/16 100,000アクセス


おかげさまでホームページのアクセスが、10万回の大台に乗りました。

アクセスはただの数字ですが、小事務所としては大きな訪問者数でとても嬉しいことです。

何回かアクセスしていただいている方もあるので、少なく見積もっても10分の1の、1万人以上の方々の目に触れたと考えられるので、この数は感動モノです。
私たち建築家の仕事は、インターネットがなければ、こんなに多くの方々の目に触れる機会は雑誌やTVなど一部のマスメディアを除き不可能だったと思います。



開設は、1996年6月10日ですので、ほぼ9年経過しました。

開設当時は、いろいろ技術的に難しい面もありましたが、最近はいろんな面で簡易化し、誰でもホームページを開設出来るようになりました。
BLOGなども流行っているようで、インターネットは日常的に欠かせないコミュニケーションツールになりました。

インターネットが普及したことで、家づくりがいろんな面で激変したと感じています。
他のジャンルはよく分かりませんが、住宅や建築のジャンルでは、いろんなことが変化しています。

特に情報面での変化は顕著です。これまで家づくりにおいて、建築設計のこと、建築家のこと、建設業界のこと、職人のことなどは、伝えるメディアが少なかったこともあって、ブラックボックスの世界だった思います。
これがインターネットによる情報発信により、多くのことが簡単に知ることが出来るようになりました。
最近では、クライアントからの情報もあるようで、他方面からの住宅情報が、インターネット空間を飛び交っています。
その結果、情報が多すぎて、何を信用したらよいか迷い込み、きちんと判断する目を養わないと、情報におぼれてしまうという逆説的なことも起こっています。



さて当事務所では、『インターネットは建築家の自前のメディア』という自覚を忘れず、これからも家づくりの情報を発信していきます。

建築計画網・大系舎では、近々HPの大々的なリフォームを行います。
大々的なリフォームといいましても、初期から継続しているオンライン設計室などの主要なプロジェクトは、これからも目玉として継続していきます。
2,3ヶ月後の完成を目標に、作業を進めていきますので、今後ともよろしくお願い致します。

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2005/05/11 トトロの里


自宅のある清瀬は、武蔵野の面影が色濃く残っている地域です。



近所には、トトロが住んでいそうな雑木林や屋敷林が点在しています。今は新緑の季節で、いつもより緑が生き生きしていて、この林が目に飛び込んで来ます。
鬱蒼とした緑の奥には、薄暗いトトロの住みかがあると確かに思えます。



さてこのアニメのテーマが警告を発している通り、現代には闇や暗がりがどんどんなくなる傾向にあります。
住宅デザインにおいても同様で、透明性が強調されるあまり、ガラス張りのスケスケデザインが目を引くようで、増えている傾向にあります。
またトイレという陰の場所さえ、ガラス張りにして人の目に触れるようなデザインが増えているようです。

こういった傾向には、いかがなものかと常々感じています。
明るさや透明性を強調するあまり、暗さや陰といった部分を排除すれば、いつか思わぬ場所から違った形で、もしかすると暴力的な形でこれらが、顔を出してくるかもしれないと感じています。

明るさと暗さは、共存してはじめてお互いが活きてくるモノなのだと思っています。

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2005/05/09 暖かくなって

連休もあっという間に過ぎ去りましたね。
皆さんいかがお過ごしになりましたか?

今回は、海釣り(夜の堤防)に行ってきました。
釣果としては、本命のクロダイは不発でしたが、いろんな魚が上がりました。


メバル、イシモチ、アナゴ、ウミタナゴといった魚たちです。
特にイシモチは、はじめて釣り上げましたが、塩焼きでとても美味しいのに驚かされました。

またウミタナゴは、この魚としては大型で、25センチ近くありました。
またさばくときに、内臓を出したら、うじゃうじゃ子供が出てきて驚かされました。
そうそう、ウミタナゴは卵胎生だったのです。



暖かくなり、釣りのシーズンが到来で、ウキウキしています。


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2005/05/08 チャイハネ・チュルクの閉店

先月の日記で書いた、チャイハネ・チュルクの閉店についての続報です。

5/5に横浜中華街のお店に行って来ました。
店内はかなり処分が進み、商品が減っていていました。



店中に、面白い品々が所狭しと並んでいた時を懐かしく感じ、少し寂しい気持ちになりました。
残っている品物の中からいろいろ探して、布とアイアンの置物や雑貨を入れました。



布は、アフリカ・ブルキナファソのものでシンプルな綿の素材に、生き物の柄が縫ってあるモノ。
ブルキナファソは、アフリカ中西部の国で、以前特徴的な伝統民家の写真を見た記憶があり、私の中ではとてもミステリアスな国となっています。



鉄のアイアンは、多分インド製で手長猿、もう一つは魚の形をした聖水入れで、多分これもインド製だと思われます。



70%〜50%引きのセールだったので、しめて約2万円の買い物でした。

店内では、店員さんが閉店の準備で、忙しそうにしていました。ちょっと声を掛けて話を伺いましたが、急な閉店であることと、足を使って貴重な商品を仕入れることは、時代にそぐわなくなってきたとのことでした。

本当に閉店は残念です。

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2005/05/01 飯村昭彦展覧会

写真家の飯村昭彦さんの展覧会が、新宿で開かれており、先日伺ってきました。

いつものスタンスで、面白い写真が多くありました。

配電盤

誰かが全く意図せずつくったモノを、飯村氏の視線のカメラで拾い上げると、あら不思議『美術作品』となってしまうといものです。
お時間あれば、足を運んでください。
飯村氏


飯村氏からの案内を転記します。
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『 新宿で展覧会を開いていますのでよろしければおいでください。 
 軽い展覧会ですが楽しんで戴けるものと思います。
旧作のファイルも用意しております。
 内容は街角の不思議なものの精密な写真を主にしたものです。 
超精密な立体写真もあります。

会期 4月27日〜5月10日 午後 1:30〜10:00 最終日5:30まで
(夜遅くいらっしゃる場合はご一報ください)
   5月7日トマソン観測センター物件報告会 開始時間午後6時(ごろ)
会場 cafe'ギャラリ− ユイット 
   新宿3-20-8 トップスハウス8階(シアタートップスのある建物です)
 
 なお7日の報告会の間は照明を落としてしまいますので展覧会の作品を
ご覧いただくにはお早めにおいでいただくとよろしいかと存じます。
 7日は混雑が予想されます。


飯村昭彦写真館にも最新作品をアップしました。

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