2004/10/26 安曇野ちひろ美術館


先日、安曇野ちひろ美術館に行って来ました。
内藤廣設計の木造とRC構造の混構造で、小振りな美術館です。



安曇野の山裾にある、緩やかな起伏のある場所に、馴染むように配置されています。
初めは雑誌で見たよりも、かなり小さく感じたのですが、慣れるに従い、徐々に程良い感じになってきました。岩崎ちひろの子供の絵にピッタリあっているようです。



中庭を中心にした構成で、回遊しながら絵を眺め、そして飽きたらちょっと風景を眺める場所があるといった一連の流れが、心地よい建築でした。




今回の目的はここで使われている、木製サッシを見学することが目的でした。
小振りな木材寸法、サッシや格子などの木製部材の多さが、優しさを醸し出しているような感じを受けました。
また休憩場所においてある、木製の家具もかわいらしく、座ってみたくなるものです。



天気が悪く、周囲の山並みは良く見ませんでしたが、晴天に来ればより一層の心地良さを感じられたかもしれません。



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2004/10/23 マリオ・テスティーノの肖像写真展




先日、恵比寿の写真美術館で行われているマリオ・テスティーノの肖像写真展に行って来ました。

ベッカム、ダイアナ妃、ストーンズや、その他どこか見覚えのある女優など、多くの有名人の肖像写真が、非常に大きなプリント(縦横2〜3メートル)で展示されています。

南米生まれのマリオ・テスティーノは、ボーグなど欧米の有名ファッション誌で活躍しているそうですが、恥ずかしながら名前を知らずとも、その写真のテーストは見覚えがありました。

肖像写真とは、非常にシンプルなものです。だから、まず単純に被写体の美しさ、そしてその写真の美しさを楽しめます。

そして良写真を観察してみると、色使い、構図、光など相当巧妙に仕組まれているのが分かります。ラテン系人だからなのでしょうか、原色の色使いなど相当にインパクトがあります。

また、どの写真を見ても、被写体の自信のような力が湧き出ていることに気付かされます。

最近は、デジカメの普及からでしょうか、普段から身の回りでものすごい量の写真を目にするようになりました。しかし、心に残る写真は、少数です。そういう意味では最近では、スポーツ写真誌のNUMBERなどの写真が、印象に残っています。

とても楽しい楽しい、展覧会ですので、おすすめです。(〜11/21)


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2004/10/18 多目的ルーム


オンライン設計室NO20のKI-HOUSEを更新しました。

今回の計画で、一番特徴的なスペースは、多目的ルームです。ここは、家族だけのスペースではなく、家族以上の広がりを持ち、この地域に開いたスペースになっています。

普通の住宅は、家族のスペースとして完結している場合がほとんどですが、この住宅では外部に対して、関係を持つことに重要なポイントを置いています。そのあたりの点を設計するにあたり、まとめてみました。



また、今回は3世帯、4世代が住む住宅で、各世代の価値観の相違と、お互いに歩み寄る接点を整理してみました。キッチンを例に、各世代の希望と妥協のバランスをどのように考えるかまとめてみました。

3世帯の価値観をまとめることは、大変ですが、一方これまで、みんなで共に住んで来られた歴史も感じられ、意外に早くまとまるような気がしました。

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2004/10/14 古いモノの再生


オンライン設計室NO20のKI-HOUSEを更新しました。

このプロジェクトは、古い住宅の建て替えです。また、最近では珍しい3世帯住宅で、住宅の歴史と家族の歴史がリンクしています。



3世帯住宅を設計としてまとめるこは、非常に苦労します。

一番大きな点は、世代間の価値観の相違を、一つの建物としてまとめることであり、結局は話し合いを通して、地道に妥協出来る接点を探ることです。

この住宅は、先代が約50年前に建てたものであり、思いは各世代の温度差は違います。
今回は、じっくり住宅を調べ、各家族の思いをヒアリングしながら再生可能なものを探しました。



特に長老の世代は、住宅への思い入れが強いので、古いモノを再生することで解体することを納得してもらったような経緯もにあります。

さて、調べてみると古い住宅に関していくつか気づくことがありました。

古いきちんとした木造住宅は、ある意味で今の住宅よりも、工法がきちんと部品化されており、建具や欄間などのパーツが、取り外し可能で、再生も楽です。

つまり、基本の骨はしっかりしており、一方建具や仕上げ材の一部は、取り外し-再生が可能な仕組みになっています。

一方、現代住宅は、『住宅の家具化』が進んでおり、骨も仕上げも一体化しており、将来転用などが難しくなっている傾向にあるような気がします。



これは住宅の使い方、住まい方などソフト面にも共通して言えることで、現代の住宅の計画はある特定のすまい方に、非常にタイトにつながっており、時間の経過や、家族の変化などに対応が難しいものが増えているような気がします。だから将来今回のような再生が難しくなるのではないかと感じました。

さて今回は、この住宅で取りあえず使えそうなものの紹介です。
実際には、解体後に再生可能か調べて、なおかつ予算との調整になりそうです。

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2004/10/11 まつもと市民芸術館


先日、伊東豊雄設計の、まつもと市民芸術館を見る機会がありました。


現地に到着した時間は、台風が近づいて荒れ模様の天気になりつつあった夕方でした。



この建築は、基本的に芸能や音楽を公演する大小2つのホールのみであり、建物の規模の割には、機能は非常に単純でした。

生憎何も公演は行われていなかったので、見学できたのは、ホールを除く、ホワイエ周りと屋上庭園でした。



ホールのインテリアは、間接照明主体で明るさを程良くコントールされており、日常から切り離された、心地よい雰囲気でした。道路からホワイエのつながりは、自然に流れるように導かれており、これも無理なく心地よい。全体に押さえ気味のモノートーンの色彩は、これから始まる公演に対して、背景の地となっているのが好ましく感じました。

近隣は住宅地なので、特徴的なはめ込みガラスで開口が押さえられていることは、納得がいきました。


またこれまでの劇場建築とは異なって、ホワイエや屋上庭園はいつでも市民に解放されており、威圧感などまったく無いところに新しさを感じました。

また以前のように、多目的ホールなどと言って、何でも使えるようでいて、実は何も使いようが無かったホールではなく、舞台総監督がいて、計画的に運営されるこのホールは、今後どのように、活躍するかとても楽しみです。

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2004/10/05 C-PAS

C-PASというniftyの建設ポータルサイトがあります。

ここで、建築関係のホームページコンテストというページがあるということを、知りました。
そこで建築計画網・大系舎でも、このコンテストに参加しています。

建設関係と言っても、参加している主体は、設計事務所は少数で、多くは建築か土木の現場事務所でつくられるHPが多いようです。参加の数も数十と、思いの外少ないので、今ひとつ盛り上がりに欠けるような気がするのが残念です。


最近は、多くの現場事務所で、建設プロセスを公開しているようで、とても良い傾向だと思います。以前まで、建設現場というものは、外部に閉ざされた世界だったので、現場で”もの”を現実につくっている人たちにとって、外部に見られていると意識を持つことは、緊張感や充実感が出るものだと思われ、とても良い傾向だと思います。

さて現在ここでは、HP閲覧者による一般投票が行われていています。投票すると、グッズをもらえるようなので、お時間があれば参加してみて下さい。

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2004/10/04 19SY-HOUSE更新



ONLINE_DESIGN STUDIO 19sy_houseを更新しました。
工事の準備に時間が掛かり、ようやく掘削工事に入りました。

実際に掘削をはじめると、すぐに地中障害が出てきました。以前の住宅に地下室があったようでした。今回この土地は、SYさんが購入したものですが、更地のままで何回か転売されたので、確かな情報が伝わっていないようでした。


地中障害が出ることは、時々起こります。以前には、12HM_HOUSEで、鉄筋コンクリート造の浄化槽が出てきました。この浄化槽は数十年前のことで、下水道が完備した時点でそのまま地中に埋められたままになっていることを、みんな忘れていたようでした。
一般的に、地中障害は、別途工事になりますので、思わぬ出費に驚かないように心構えをして下さい。


土地を実際に掘りはじめると、緊張感が出てきます。もう手直しがなかなかきかない真剣勝負が始まります。


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2004/10/02 早くも10月


早くも10月に突入しました。

昨日、新宿のオゾンに行って来ました。
現在、オゾンの3階吹き抜けスペースで、OZONEハウジング・コンシェルジュ2004〜自分らしい家づくりの情報展〜 という展示会をしています。

建築計画網・大系舎も出展しているので、様子を見てきました。
会場は、平日の午前中にもかかわらず、かなりの人出で盛況でした。
内容は、完成した住宅の1:50の縮尺の模型と、A2の大きさのパネルがテーマ毎に展示してあります。今回、建築計画網・大系舎では、FT-HOUSEを出品しています。



さすがに、100人の建築家の作品が、一同に展示してある様子は、見応えがあります。10/5まで開かれているので、お時間がある方はぜひ一度足を運んで下さい。日によっては、1000人近くの人出があるそうです。


さて、日記の形式を、BLOGから、もとの形に戻します。
現在のBLOGは、野球で話題のLIVE-DOORの、無料サイトを借りて、試しに行っています。
ただ、時間帯によっては、ものすごく重くなって、表示や編集に時間が掛かりすぎたり、多くの制限があり、不便を感じます。ですので、一時的ですが、これまでのように自分のページで表示出来る形式に戻します。但し、無料なので文句は言えないのですが(笑)

自分のサーバーのCGIを使って、設定すれば良いようなのですが、サーバー側で少し問題があるようなので、時期を見てからまた戻そうかと思います。

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