不定期日記






2003/10/30:ちひろ美術館


先日、NA-HOUSEの近くにある内藤廣設計の東京ちひろ美術館へ寄ってきました。
杉並の住宅地に立地し、美術館としては、とての小さなスケールの建築です。
駅からのアプローチも住宅地の中に通り抜けるとたどり着くというような、公共美術館とは、少し趣が違う風情があります。



配置図を見ると、内部は斜めの線が入り乱れ、一見ランダムな構成かと思われますが、実際はまるで路地裏に迷い込んだような、奥行き感が感じられました。
ここは昔、岩崎ちひろの住宅があった敷地だそうですが、その原イメージが色濃く残像として再現されているような感覚を受けました。



住宅地の高さ制限からか、ほとんどの空間スケールが、住宅レベルで、ところによっては天井高が2メートルという場所がありました。しかしかえってその高さが、昔の住宅レベルを感じさせるスケールであり、全く違和感はありませんでした。



特にお気に入りは、ちひろ庭園という小さな中庭です。
完全な中庭ではなく、目線の先には、近所の住宅も見え、きっと昔の住宅の裏庭はこうだったというような印象の庭園です。南に面して面しており、多くの草花がきれいに咲いていました。

心地良い秋の太陽が、ホールに注ぎ、ほんの束の間の安らぎを堪能してきました。



さて、その日の目的は、NA-HOUSEとMA-HOUSEの現場監理でした。早速HP更新しました。

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2003/10/20:上棟


オンライン設計室NO.17na-houseが上棟しました。

杉並区の狭い道路に面した狭小の敷地で、とても工事が難しい場所です。

今回感じたのですが、レッカー車のオペレーターの運転技術は特筆するものがありました。
幅のは狭い道路で、上部には複雑に電線が重なる難しい場所でしたが、トラブルもなく時間とおり仕事を終えました。


また鳶の仕事要領のよさにも毎度ながら感心しました。

この基礎工事では、雨のタイミングが悪く、建て方が延期になるのではと心配しましたが、予定通り上棟しました。当日は、1年のなかでも1,2を争うくらい気持ちの良い天気でしたので、上棟までじっくり眺めることが出来ました。


上棟の翌日、奥さんにBBS(非公開で、施主、工務店、設計事務所のみ回覧できる掲示板)へ書き込んでいただいた文章を転記します。


na(妻)
お世話になっております。昨日の建て方、ほんとうにお疲れ様でした。巨大なプラモデルみたいに、高い所でひらひらと動きながら組み上げて行く様は雑技団の芸当でも見ているようで、はらはらしながらも楽しくて興奮してしまって、どう書いたらいいのか困る程です。狭い場所で作業も難しかったと思うのですが、皆様の仕事ぶりにほれぼれしてしまいました・・。
組み上がった骨組みも美しくて力強く(木の色もきれいだった・・)、暫くこのままにしておいて何度も見たいなあ・・・と
思いました(それじゃ困るのだろうけれど・・)。
想像していたよりも、大きくて広いし・・・。それにしても、前後が土砂降りで、組み上げている日中だけ快晴だなんて、なんかすごい・・・、びしょぬれになってしまったとは、風邪などひかないといいのですが・・。
本当にうれしく、わくわくする一日でした。どうもありがとうございました。


変な雲行き

上棟後、職人さんに挨拶して、分かれた瞬間から、季節はずれの夕立に見舞われました。
季節はずれの夕立

na-house建て方の様子をアップしました。いつものようにムービー付きです。

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2003/10/20:下北沢


久しぶりに、下北沢に行きました。
休日だけあって、若者たちでにぎわっていました。

車が走っていない買い物空間は、気持ちがいいですね。
縦横無尽の路地空間は、何かがあるかと期待させてくれます。
この下北沢駅周辺は路地裏まで、お店があって、楽しい空間です。



所用を済ませたあと、もう十年近く前に、ベトナム製のお皿を買ったことを思い出し、そのお店を探して、うろうろしました。
確か、道の角にあったカレー屋さんだった記憶を頼りに、うろうろしているとついにその店を見つけだしました。驚いたことに、売っているお皿の種類、品物も十年前と全く同じでした。そこで割れた皿と同じモノを見つけ、購入しました。絵付け皿で、超特価品。



さて下北沢を歩いていると、お店の品物を見せる工夫をいろいろ見かけます。
特にお気に入りは、路地の奥にある古着のお店が、品物をブロック塀に一杯に広げていたもの。
無味乾燥なブロック塀が地となり、服の色彩がきれいに見えます。



また昔ながらの煎餅屋の店先も、楽しいですね。思わず煎餅買いました。



さて、オンライン設計室no16.ma-house更新しました。大工、屋根板金工事を紹介しています。

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2003/10/15:秋の花
猛暑だった9月が過ぎ、10月に入りすっかり秋らしくなりました。

通勤の道すがら、秋の草花が目に入ります。
私は、紫色の花が好きです。特に、桔梗、りんどう、藤などの和の紫色に目を引かれます。
先日も、露地を歩いているときに目を引いた紫の藤の仲間だと思われる花に目を引かれ、エキシリムのシャッターを押しました。



また近所に住むFTさん宅の、金木犀が咲いたとの話なので、早速撮影してきました。
この金木犀、昔の住まいから移植してきたものなので、上手く根付くか少し心配していました。



しかし元気に橙色の花が咲き、甘い花の香りが、周囲に漂っていました。
来春には背も伸びて、2階レベルから見ると丁度良い高さになるはずなので楽しみです。



あんまり草花の名前は分かりませんが、なぜか目が引かれるようなった今日この頃です。


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2003/10/12:斑尾高原農場

少し前の話ですが、夏休みに佐渡に行った帰りに、宿のご主人のお薦めで、信州の斑尾高原農場へ寄ってきました。

高原に位置するここの施設群の景観が、とてもきれいでした。

特に印象的だったのが、施設群の中心にある中庭です。
施設群は、全体にかなりの傾斜面に作られており、中庭も適度の傾斜があります。
適度な斜面が、魅力を倍増しているのですね。

中庭には芝生が植えられおり、植裁も計画的になされており、全体的にとてもきれいに整備されていて気持ちがいいランドスケープデザインでした。

ジャム工場と事務棟

施設のいくつかには、ジャム工場やワイン工場など汚れるものを含む施設もあるのですが、見せる部分、見せない部分を、傾斜を利用してしっかり計画されていることが目を引きました。

施設には、直販部門もあって、ジャムやワインが、試飲、試食も出来ます。
コーヒーやジュースなどもいただけるので、少しの間ゆっくり休んできました。

傾斜の中庭

チャペルがあるので、キリスト教関係の施設なのでしょうか。詳しいことはよく分かりません。
またどなたが設計なさったのか、調べても分かりませんでした。

ただし、ここのジャム製品は、イトーヨーカ堂にも置いてありました。
きっと有名な企業、団体なのでしょうね。

斑尾高原農場のホームページ

帰りには、近くにある農場直営のレストランで、ランチをいただきました。
ここからの長野、小布施方面への眺めは最高でした。

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2003/10/10:戦艦三笠

SM-HOUSEの現場監理で、横須賀に良く出掛けます。

横須賀には、軍関係の施設がいっぱいです。
米軍海軍基地を筆頭に、海上自衛隊、陸上自衛隊、防衛大学など数えあげてもたくさんあります。
その中でも、記念館戦艦三笠は異色です。何と軍艦が、陸に埋められています。

100年前の日露戦争でロシアのバルチック艦隊を撃破したことで有名な戦艦です。司令長官東郷平八郎の名は聞いたことがあるはずです。
船首にて

構造の山領さんと、現場監理に行った時に、時間が空いたので久々に、戦艦三笠に行ってきました。ここは、私が子供の時に、良く遊びにいった所です。
現在は、埋め立てが進み、マンションが建ってしまい昔の様子と大分違いますが、本当に懐かしい気分になります。
砲台を動かせる

何十年かぶりに、船内に入ってみました。中はタイムスリップしたような不思議な雰囲気です。
当時被弾した跡や、被弾した船員が着ていた軍服、昔のセピア色した船員写真などが展示されています。

展示を巡っていたとき、子供の時に感じた近寄りがたい不思議な感覚、多分戦死の怖いイメージだと思いますが、甦ってきました。何年経っても感覚は同じなのですね。ともかく変わったスペースなので、横須賀にお出かけの節は、ぜひ立ち寄ってみて下さい。

昔の軍服

当日は、天気が良く、東京湾の向こう側に、千葉が良く見えました。

さて、オンライン設計室NO.15 SM-HOUSEが上棟しました。更新しましたのでぜひ見て下さい。

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2003/10/01:ムービーで現場を撮る。


もう数年前から試みているのですが、ムービーを使って現場を記録しています。

と言いましても、本格的なDV(デジタルビデオ)を使って、撮影するわけではなく、大抵のデジタルカメラなら付属の機能としてついている動画を使って撮っています。

目的は、現場の臨場感を伝えることであり、空間などを美しく撮影することではありません。空間をうまく伝えるには、いくらブロードバンドになったとはいえ、高画質ではデーター量が膨大になってしまい、きれいに再生するのは実際には難しいです。また私自身も、美しく撮るためのカメラワーク技術も持ち合わせていません。そのような高画質の撮影は、私のHPで出来るのものではなく別次元の話だと考えています。

QUICK TIME

ですから私としては、現場の音や動きが伝わり、現場らしさが少しでも伝われば良いと思いながら使っています。

ノウハウ少しお話しましょう。HPにアップするためには、データー容量を落とす必要があり、少々変換技術(エンコードと言います)が必要になります。とは言ってもそれほど難しいものではありません。
現在は、私はニコンのCOOL-PIXCEL5400を使っています。このカメラでは、.movというビデオ形式(=mac形式)で保存されます、ですから、mac系のQUICK TIMEで取り込み、.aviというwindowsで読める形式に変換します。このデーターをを、windowsで標準に付属しているムビーメーカーというソフトで、編集、圧縮してHP用として使います。

COOL-PIXCEL5400

HPでは、ちょっとしたおまけのつもりで作っていますが、なかなか効果的で、好評です。

今回は、ma-houseの上棟式で試してみました。是非一度見てください。
ただし、macの方はIEや WINDOWS MEDIA PLAYERが必要になります。

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