不定期日記 ![]() 2003/09/29:老人力 今回、PROJECT-15のSM-HOUSEの現場では、老人パワーでいっぱいです。 建築計画網・大系舎の現場監理は、78歳の大戸の父に任せています。もう高齢なので、残暑が厳しい今年は、体にこたえるようですが、頑張ってもらっています。もともと父は、横須賀で、設計事務所を開いていました。しかし、数年前に後継者がいないので、閉店して今日に至っております。ですから、1級建築士であり、建設場所も自宅から徒歩数分のとこですので、毎日通っているようです。厳しいチェックに、現場はピリピリしているようです。 合計142歳一方、工務店の現場担当は、64歳の比護忠治さんです。もとは小田急建設に勤務されてリタイヤー後、実兄が社長である日栄建設に勤務されております。まだまだ元気に、現場を動きまわっておられます。また趣味が釣りということで、いろいろ楽しいお話聞かせてもらっています。 猛暑の中、高齢の二人に現場仕事を任せるのは、忍びない面もあるのですが、やはりベテランには、それなりの技術があるので、安心感もあります。何より仕事を持つことで、日常生活に張りがでると良いなと勝手に思っております。 日影で一休み。不況の影響でしょうか、工事現場では、お年寄りを見かけることがめっきり少なくなりました。しかし、お年寄りには積み上げた技術があり、また経験から現場を良く知っています。そういう意味で、まだまだ現役バリバリの人材が眠っていることは非常に勿体ないですね。 今回、この現場は特に難しい最新技術はないので、老人の生真面目さが生きていると感じられます。 さて、オンライン設計室PROJECT-15のSM-HOUSEを更新しましたので、ぜひ見て下さい。 ↑UP 2003/09/26:MA-HOUSE 先日、ma-houseの建て方がありました。 雨が降りそうで、降らない微妙な天気でしたが、建て方を決行して正解でした。 延期になると、上棟式のスケジュール調整など、大変です。 建て方さて今回のma-houseは、建築基準法の天空率を使って、高さの緩和を受けているので、道路に面する高さが、周囲から少々抜けて見え、迫力満点です。 天空率とは、今年の建築基準法改正で、道路斜線の扱いが、性能評価という物差しで測ることが可能になり、その物差しのことです。 これを簡単に説明しますと、これまで、道路対して、道路斜線という規制がありました。この斜線制限の目的は、道路に対して、作っていけない部分を、道路から一定の比率で後退するゾーンを均一につくることで、道路上に自然光の明るさを保とうというものでした。その結果、この斜線ゾーンで、建物の高さがある程度統一されていました。 今回の法改正で、道路にこの明るさを保つ手段として、斜線制限ではなく、天空率という物差しを使い、道路対して計画建物が明るさの基準を満足させていれば、斜線制限を越えることが出来るようになりました。ですから、既存の町並みを越えたものが可能になりました。 しかし、今回のma-houseのように東京23区内の場合は、少しでも容積を取ることが要求されます。ですら、天空率を使うと、少々町並みから外れた感じになってしまいます。 天空率一方、この天空率の活用は、コンピュターを利用しないと不可能なものであり、一般の方には、非常に難解であるものでこれも少々問題であると感じています。 この天空率を利用することは、これから徐々に普及していくと思いますが、変な誤解が出ないことを祈っています。 さて、オンライン設計室プロジェクトNO.16ma-houseは、いよいよ仕上げ工事に入っていきます。 ↑UP 2003/09/12:HM-HOUSE 9月中旬というのに、今年は何と暑いことか。 今月は、私の生まれ月ですが、いつもこの時期少し、体調がダウンします。どこかで生まれ月は、一番生命パワーが落ちるという話を聞いたことがありますが、私の場合はあたっているようです。(誰でも夏ばてするという話もありますが(笑)) また火星が地球に大接近とのことですが、夕方から南の夜空に肉眼で良く見えます。100万画素のデジカメ、愛機エキシリムでも何とか火星が撮影できるので、相当明るいということだと思います。先日は、中秋の名月なのですが、その明るい満月の側でも、火星は、南の夜空に、赤っぽ光でしっかり輝いていました。 中秋の名月と火星さて、今日オンライン設計室のPROJECTno12.HM-HOUSEの、入居8ヶ月後の写真を掲載しました。hmさんご家族は、都市部の17坪ほどの狭小敷地に、2世帯でお住いになっています。 完成時は家具も植物も何もなく、どこも廊下のような細長い空間の連続でした。従って写真にしても、上手く表現出来ませんでした。 ![]() 今回、入居後、8ヶ月ほど経過しまして、落ち着かれたようなので、いつものように、カメラマン飯村昭彦氏に撮影していただきました。家具や植物は置かれたので、スケール感、光の様子などが分かると思います。 また、竣工時の写真と比べると、変化が分かると思います。 ![]() 建築・住宅作品集にアップしましたので、ぜひのぞいて見て下さい。 ↑UP 2003/09/09:青山プラダビル 先日、最近話題の青山プラダビルへ寄ってきました。 菱形のガラス建築そのものは、建築雑誌で見ていたせいか、初めに考えていたほどインパクトは感じませんでした。しかし一方、敷地の使い方には大変驚きました。 プラダビルまるで公園の中にガラスのモニュメントが建っているようなたたずまいは、非常に余裕のある建坪率で建てているからです。この余裕のある配置を可能にしているプラダの財力にも驚きを隠せません。 おそらく商業地域と思われる高密度で地価が大変高価なこの場所で、建坪率が30%近いことが驚きです。良く雑誌の図面を見ると、敷地の大部分は地下室みたいですので、地上部分だけが、突出して見えるのでしょう。こういった見せ方はすごいと思いました。 ガラス詳細それにしても、建築を見学している人の多さにも驚きました。私もその一人ですが、ひっきりなしに、建物見学者と思しき人々が絶えませんでした。それがまたまた驚きでした。 ヴィトン最近、表参道あたりは、建築家によるブランドビルの建築が盛んです。私個人としては、青木淳デザインのルイ・ヴィトンビルが好きです。大小組合わさった不思議な室内空間構成が好きです。 ↑UP 2003/09/05:渋谷コミュニティーバス 今日渋谷コミュニティーバスに乗りました。 このバスは渋谷区役所を出発して、区内の公共施設を循環するもので、運賃が全区間100円ぽっきりと大変お得なバスです。 小さなバス今日は、渋谷区役所に用があったので事務所に戻るため、出発点の区役所から恵比寿ガーデンプレースの近くまで乗りました。所要時間は約30分ですが、とてもおもしろいところを通ります。公民館や図書館などの公共施設を結ぶので、路地裏のようなところも通り、風景を眺めているだけでも楽しくなります。 お婆さんと、バックパッカーバスの形は、宅急便を少し大きくしたようなかわいいものです。以前から時々見かけていたので、気になっていました。 狭い道でもgo乗客は、山の手に住む美しい若奥様?やお婆さんなど多様です。今回は、タイ語のようなアジア語を話すバックパッカーが、ガイドブック片手に乗ってきました。地元の私たちが良く知らなくても、もう外国のガイドブックにのっているのですね。 100円ぽっきりで、結構楽しませてもらえるのでお奨めです。 ハチ公バスとも言います。さて、オンライン設計室NO15SM-houseがようやく着工しました。解体工事、地鎮祭と進んでいます、 なお今回は、相見積もりの結果を公開しています。 ↑UP 2003/09/03:新しい地鎮祭 オンライン設計室NO16 MA-HOUSEはようやく、着工することが出来ました。 相見積もりの結果、今回は清瀬の小山工務店にお願いすることになりました。 ところで小山さんは、非常にユニークな地鎮祭を、執り行います。これは地元の水天宮と相談して創り出したそうですが、現場で地鎮祭を行うのではなく、現場の土を持って、施主、設計者とともに神社に出向き、そこでお払いをしてもらい、清めた土を現地で撒いて、敷地を清めるというものです。 ![]() 天気が悪いと、テントを張ったり、延期したりと、スケジュールが天候に左右されやすい普通の地鎮祭を、天気に左右されないで行う方式はないかと、いつも悩んでいたそうです。そういう苦労が、新しい地鎮祭を生み出しました。 ![]() 確かにMAさんの地鎮祭当日は、猛暑で、長い時間外で儀式を行うのも、子供や老人などはつらいものがあると思いますので、クーラーが入った神社の中での地鎮祭は、大変助かりました。 ![]() 地鎮祭とは、土地の神に対して、土を掘ったりして痛めたりすることに対して、施主の申し訳ないという気持ちの現れなので、地球への優しさという意味では、良いことだと思います。 ただし、神主のスケジュールだけでなく、設計者や工務店、そしてご家族のジュール調整だけでも結構苦労するモノです。それが、雨天で延期したり、急きょテントが必要になったりすることは大変で、私もこれまで何度かそれを経験してきました。 ですから、小山式地鎮祭はなかなか面白い試みで、もっと広まって良いと思います。 さて、オンライン設計室NO16 MA-HOUSEもいよいよ現場段階です。 ↑UP home |