不定期日記 ![]() 2002/11/30:建築儀礼 建築儀礼とは、地鎮祭や上棟式など、建築工事の節目に行う儀式を言います。 最近私が担当した住宅や建築は、多くの場合地鎮祭か上棟式のどちらか、または両方を行うことが多いようです。もちろん、建て主の意志で行うものなので決して強制されるものではないことは当然です。 地鎮祭はその字のごとく、地の神の怒りを静めるものであり、地の神に供物を捧げ、神の許しを請うものです。そもそも人間が住まいを建築するという行為は、どんなに小さなものであっても自然破壊の行為です。だから、少なくとも地の神に許しを請いながら、住まわせてもらっていることを意識することは正しい心がけだと思います。この感謝の意識が、本来的にサスティナブルの考えにつながっていくのだと思います。 また上棟式は、施主が職人の労いや感謝の気持ちを表す儀式です。お清めを行い、工事安全を祈願するものです。 ![]() 一時衰退する傾向にあったこれらの儀式も、最近は大小は別にして、復活する傾向にあるように感じています。儀式の本来的な意味を理解して、建て主が自主的に行うものであれば、決して時代錯誤と否定できるものではないと感じています。形式よりも、中身=気持ちが大事なのは何事も同じです。以前ある施主が、地鎮祭は思ったより厳かな雰囲気なのですねと感心していらっしゃたことを思い出しました。 ↑UP 2002/11/27:引き渡し 今日は、HM−HOUSEの引き渡しの日でした。 いつものことですが、引き渡しの日は、嬉しいと同時に、寂しい気持ちになります。 このプロジェクトは、設計から完成まで、約1年半も掛かりました。途中4階建てから3階建てに変更したり、地下工事があったりと、いろいろ大変なプロジェクトでした。 18坪の敷地に建つ2世帯住宅という、タイトな条件ですので、中庭をとったり、スップフロアーの構成をするなどいろいろ工夫しています。 引き渡し以前は、私たち設計者としては監理者の立場で、まるで自分の建物のような気持ちで、現場に出入りしていました。出来る限り良いものをつくりたいという気持ちで、ここまで来ました。 いろんな出会いがあり、楽しい思いでなどいろんな出来事が詰まっています。今日からは当然なのですが、クライアントがお住まいになるので簡単には出入り出来ません。もちろん経験はありませんが、娘を嫁に出す親の気持ちってきっとこんな感じなのでしょう。 ![]() 建物は、これからHMさんの手によって、どんどん育てられて行くと思います。HMさんの奥さんは、インテリアのセンスは抜群なので、磨きを掛けられた住宅を見るのが楽しみです。飯村さんの撮影は、入居後一段落してからお願いしようと思っています。 取りあえず、私が一日掛けて、いろんな思い出にしたりながら撮影しましたので、是非見て下さい。 HM−houseの竣工写真 そう言えば、11/25に三の酉へ行って来ました。今度は神社が売っている一番大きな熊手(1200円)を買ってきました。 ![]() 大中小の熊手 今度は・・・・残念ながら今のところ何も起こっていません(笑) ↑UP 2002/11/24:蛸 今日は久々に釣りに行きました。 子供の頃育った久里浜で、キスを狙いました。生憎台風が、近づいているようで、外海は荒れていて、キスはあきらめ、内海の堤防で投げ釣りをしました。 ここは、子供の頃泳ぎに来た場所で、釣りをするのはもう三十年以上も昔です。ここでは大きな20センチ近い落ちハゼ十数匹に混じって、イイダコが釣れました。 裏蛸が釣れるとは驚きました。吸盤が手にまとわりつき、気持ちが悪いですが、ハゼと一緒に天ぷらでいただきました。美味しかったです。 表子供のころは、やはりこの辺でハゼ釣りをした思い出がある場所ですが、当時はこんなに大きなハゼを釣った記憶はありません。今の方が、水がきれいで育ちが良いのでしょう。 今日は駄目でしたが、大きなカレイが釣れるそうです。良い釣り場を見つけました。近くに現在設計中の敷地があるので、楽しみが増えました。 ↑UP 2002/11/19:プロジェクトX ものをつくることは、理屈抜きで面白いと思います。ものが出来るプロセスは、そばで見ていて面白いものです。 一方、近年になって段々ものをつくるプロセスが見えにくい時代になってしまったと感じています。多くのものが工場でつくられるようになり、現場での作業はめっきり減ってしまいました。効率主義、大量生産の結果だと思います。現場は、3Kなどと言われ、職人に希望がなかなか持てないような時代になりつつあると思います。 だから、NHKの『プロジェクトX』が受けているのでしょう。一生懸命ものをつくる姿を見ていると、希望が沸いてきます。 最近、既存の建築専門雑誌などでも、『〜のプロセス』とついたタイトルの特集を見かけます。しかしインターネットほど、プロセスを伝えることに適したメディアは無いと思います。公開の早さ、身軽さ、気軽さ、被写体がさほど意識しないなど既存のマスメディアには無い特性があります。ものをつくるプロセスを伝えるには、ホットな情報をすぐに公開できる身軽さが必要です。私が、インターネットを使って、住まいが出来るプロセスを公開している理由も、ものをつくるプロセスが楽しいからです。正確には、ものつくりを楽しくするように、プロセスをデザインしています。それが、新しい建築家のありかただと考えています。 最近一般誌で、住宅がブームになっているようです。しかし、どの雑誌を見ても、住宅として切り口が単調だと感じています。 住宅は、人間にたとえると分かりやすいと思います。見た目重視の一般住宅は雑誌は、二十歳の成人式の晴れ姿の写真集にたとえられる思います。でも、人間一般を表現するって、もっともっとたくさんの切り口があると思います。一生は、子供から大人までいろいろなバリエーションがあります。プロセスは、自叙伝や日記などの表現にたとえられるのでしょうか。そもそも生活なんて、プロセスを生きているようなもの。 しかし、人も住宅も、美しいに越したことはありませんので、見た目のデザインも大切です。しかしデザインだけで住宅の全てを理解するには、かなり無理があると思います。人間には、美人は一日で飽きる云々の例えもありますしね。 最近の一般の人は、住宅の一部の情報だけで、右往左往しているように見えることがあります。このホームページでは、住宅のデザインはもとより、プロセス、職人、コストなどいろんな切り口の住宅を表現し、それらの集積が住宅であることを伝えたいと考えています。つまり、モノのデザインだけでなく、コトのデザインも大切であると考えています。今日は、少々長すぎました。(ちょっとコンテストを意識してしまったようで(笑)) ![]() さて、先日お伝えした、二の酉のお話。11月13日(水)にしっかり行ってきました。そして、前回からワンランクアップした、千円の熊手を買いました。 その結果は。驚くべきコトに、やはり効き目がありました。まだ丸秘ですが、近々お伝え出来る具体化した話の電話が、舞い込みました。本当に驚きました。次の三の酉は必ず行かないと。 ↑UP 2002/11/11:空き地 現在、近所に空き地がいっぱいあります。それは、近々道路工事が行われる場所です。ですから、買収されて工事を待っているところです。 しかしそこの雰囲気は、昔私が子供の時に遊んだ空き地とは、ちょっと違う感じがします。 昔の空き地は、放りっぱなしになっていた場所で、誰にも管理されずに遊んでいた記憶があります。だから、いたずらっ子にとっては最高の遊び場だったのだと思います。当時そういった空き地は、線路際、崖、廃屋など少し危険なところで、町にはいっぱいあったように記憶しています。 ![]() しかし、現在の空き地は、道路予定地であり、子供が遊ぶのを見かけることはありません。番線が張り巡らせてあり、立入禁止になっています。夜間は、真っ暗で、時々放火があるので、とても物騒な場所です。 また、道路予定地に面している住宅は、計画さている道路に従って、建て変わっています。みんなの視線が、いつも集中するので、ここでは、子供達は思い切って遊ぶことが出来ないのでしょう。こんなに管理されているので、子供達はかわいそうだなと思うことがあります。 ↑UP 2002/11/06:体力不足 最近、運動不足を痛感しています。 週に一度、現場監理で外回りをします。水曜日は、定例打ち合わせがあるので、東京の北と南を1日掛けてまわります。徒歩と電車で移動しますが、事務所に戻るとどっと疲れてしまいます。明らかに運動不足ですね。 そう言えば、今週(11/04)は東松山のスリーデイ・マーチに参加予定でしたが、残念ながら、急用が出来て参加できませんでした。 昨年、5キロのコース(最短)に参加しましたが、もうぐったりで、その後1週間は、足が上がらないほどでした。しかし、参加当日天気が良く、途中で食べたお弁当のおいしさを今でも忘れません。今年も天気が良かったので、参加できなかったのでとても残念です。 ところで、昨年参加して驚いたのですが、20キロのコースをまるで競歩のように、黙々と歩く一群の人たちがいるのですね。その人たちの年齢も60代くらいで、なぜかちょっと悲壮感さえ感じてしまいました。 昨年の様子ただひたすら、歩くのは私の場合無理です。ポチポチ、ダラダラ、道草をくいながら歩くのが丁度良いですね。途中、おいしいお弁当をいただくのも楽しみです。 ただしこれでは、体力向上も望めないかもしれませんね。まあ楽しみとして、また来年は是非参加したいと思っています。 ↑UP 2002/11/01:800円の熊手 今日、11月日は、酉の市(一のとり)です。 事務所の近くに大鳥神社があり、ここは酉の市で有名です。酉の市は、商売繁盛を祈願する人々で賑わっています。 さて、私もこの不況の世の中、神頼みの一つもと思い、大鳥神社へ参詣にいって来ました。神社には、熊手や達磨を売る出店で賑わっていました。私も売り手から誘われたのですが、大きな熊手は高そうなので、神社の巫女さんから、一番小さなものを800円でゲットしました。 ![]() さて大鳥神社から事務所に戻ったあとにオチがあります。今日は、以前お気楽なつもりで応募した、あるホームページ・コンクールの1次審査の発表日。で、驚いたことに4800作品近い応募作品の中から、1次審査通過作品(44作品)に選ばれてしまいました。 正直言って、幅広いジャンルの中での選出なので、とても嬉しかった。 http://homepage.nifty.com/gp2002/grandprix/index.htm これは、酉の市の熊手の効用でしょうか。 最終審査は、12月9日とのこと。驚くなかれ、一等は100万円。 これでは、今日の一の酉に続く、二の酉(11月13日)、三の酉(11月25日)に行かなくちゃーいけませんね。 友人曰く。800円(一番エコノミー)の熊手では、ノミネートまでではないかと。 ↑UP home |