不定期日記 ![]() 2002/09/28:雑木林 自宅は都内ですが、雑木林が多く保存されている場所です。 しかし、雑木林も開発の波が押し寄せ、徐々に減る傾向にあります。 雑木林って、自然林ではないって、ご存じですが? 人が、下草を刈ったり、枯れ木や、枯れ枝を取ったりしてはじめて、生態系のバランスが保たれている人工林なのです。このことは、つい最近知ったことで、目から鱗が落ちた話でした。(笑) ところで、今年の夏も、この雑木林で、クワガタ、甲虫が良く取れました。ノコギリクワガタと、コクワガタ、そして甲虫が多く取れます。小学生の息子が、虫好きで、夜中の採集に一緒につき合わされます。 ![]() 実は、近所の林でこんなに取れることを知ったのは、3年前のことです。きっかけは、道でつぶれている甲虫を見つけたこと。丁度その日は、新潟の赤倉に家族で、甲虫取りに行った帰りに、偶然その黒い物体を見つけたことにはじまりました。新潟くんだりまで行って、たった小さなクワガタが一匹だけの成果で、落ち込んでいたときでした。 翌日、付近の林を探したのですが、見つからず仕舞い。そこで、インターネットや近所の情報を総合して、カブト虫がいる木をついに、見つけだしました。 灯台もと暗しというのはこういうことを言うのですね。 ↑UP 2002/09/22:上棟 先週、ST−HOUSEが上棟しました。 上棟は、何度立ち会っても感慨深いものがあります。 それまで、基礎しかない平面的な状態に、一気に柱・梁の3次元が立ち上がります。 木造にしても、鉄骨にしてもほぼ1日で出来上がります。その組立のスピードにも驚かされます。早く感じるのも、実際には、見えないところでの大工さんの下準備の作業があるからです。 ![]() それまで、頭の中だけでイメージで考えてきたことが、実際のかたちになることは、迫力を感じます。模型などを通して、イメージをしてきましたが、実際にそのものを見ることは感激に値します。1分の1の模型と言っても良いかもしれません。 クライアントの方にとってみれば、多分予想をこえる出来事だと思われ、口を揃えて感激したと言います。より具体的になり、実感が湧いて来るのでしょう。 基礎の形状を2次元的に見るのと、その上に柱・梁が載って3次元になるのでは、感覚的に大きなずれがあります。大抵は、予想外に大きいと感じます。 ともかく、それまでは模型を見つめてあれこれ考えていたことが、これからは現場の実物を見ながら、あれこれと思索を巡らします。 やはりものをつくることは、楽しくてやめられません。 ↑UP 2002/09/16:釣り 最近、釣りにはまっています。 川で野ブナ釣りや、海の夜釣りなどに出かけています。 川釣りは、荒川の支流の水路で、日曜日の夕方などに子供と出かけています。 フナやクチボソなど、小さなものを釣って水槽で飼っています。しかし時には、写真のような25センチもある大きなフナが釣れたりします。これは私ではなく、子供が釣った(笑) ![]() 海釣りは、堤防の夜釣りなどに行っています。最近は、メバル、チンチン(クロダイの子供)、大型ハゼなどが上がりました。 私は、横須賀で子供時代を過ごし、海釣りに良く出かけました。しかし、当時は水質が悪く、魚にも臭いがあった。しかし今は随分、水質も良くなり、魚の種類が格段に増えたようです。釣り場の環境も整っており、いろんな面で釣りがしやすくなっています。 先日、夜釣りの最中に、隣の人が大きなクロダイを釣り上げました。くやしいので、また行こうと思っています。 ↑UP 2002/09/10:1年点検で 最近、昨年竣工した住宅の1年点検を行った。 1年後にどんな使われ方をしているのか、建物にどんな変化があるのか知るのは楽しみなことだ。 今回の住宅(=MK-HOUSE)は、竣工時に、80%の方針でつくった住宅。予算の制限もあったが、至れり尽くせりの作り方でなく、住まい手が、自分のペースで徐々につくっていくことができるようにした。 この住宅のクライアントは、本当に気楽に住んでいてくれている。インテリア雑誌あるような、奥さんの衣服や、什器まで徹底的にコーディネートしたような住宅も良いけれど、本当に気楽に住める住宅も好きである。今回は、写真的には前者だけれど、実際の住まい方は後者。でも良くクライアントと馴染んでいる。MK-HOUSEはそんな住宅である。 ![]() だから1年後の現在は、85%といったところか。でもおそらく100%ということはないのでしょうね。それで終点だから。 『竣工時が最高の出来である』ようなスタティックな作り方は、少し抵抗がある。竣工写真が最高の出来であるようなデザインや考え方には違和感がある。 人間に喩えると、二十歳の成人式の写真だけが全てではなく、10歳でも、30歳でも、50歳、70歳でも年齢なりの美しさってあると思う。 ”建築”や”住宅”という言葉は、名詞=モノではなく、動詞や副詞=コトであるといったニュアンスを感じることがある。このような写真だけでは感じることが難しい住宅のニュアンスを、どうやったら表現できるのかは今後の課題だ。 ↑UP 2002/09/07:一般誌の建築家ブーム 最近書店で、家づくりは建築家でなければみたいな、雑誌の特集を多く目にします。 家づくりが、マスメディアではブームになっているような気がします。でも私の周りでは、爆発的に住宅が建設されているという感じはしませんが。 一般誌が、建築家との家づくりを特集するのは、私達建築家にとってには大変有り難い。これまでの建築家の仕事を、社会に対して広報することが遅れていたという面では、こういったことは大変有り難い。 しかしそれでも自分もいくつかの一般雑誌にお世話になっているので、後ろめたいのだが、やっぱり行きすぎの感が否めないよね。 まず、掲載されている建築家が多くが同じメンバーの繰り返しが多い。情報のソースが同じなのかな。内容も同じ感じ。もう少しいろんな特集の組み方があると思うのだけれど。 結局この現象が続くと、一番危険なのが建築家自身ではないのかな。つまり、建築家が、商品の一部として、市場で売られている感じ。一般の人も、一昔前に、みんな列をなして住宅展示場で、ハウスメーカーの住宅に憧れていた目線と似ているような気がするのだが。もちろん全ての一般の人がそう言うことではありません。やはりクライアントにも、建築家向けの性格の方と、ハウスメーカー向きの方と、工務店向きの方がありますね。それを市場が分担しているのだと思うのだけれど。 商品になった建築家は、他の建築家との差別性をつけるために、特徴付けをしないといけない。などといった商品としての傾向が、どんどん増殖していくと、一体何のためのデザインなのか分からなくなってしまうと思う。 私自身も気をつけないと肝に銘じています。情報化時代では、デザインの表現ということがとても難しいのだろう。 ↑UP 日記(多分不定期):を書き始めます。02/09/03 最近友人から、ホームページのつくりが、深くなり過ぎて、私(=主宰者の大戸)の顔が見えないよというアドバイスをもらった。 そういえばこのサイトを立ち上げてから、7年目になり、内容も100MBを越えてしまった。シンプルなつくりを心がけて、ちょくちょくマイナーチェンジをしてきたが、何時のころからか段々顔が見えにくくなってしまったかもしれない。 オンライン設計室は、結構こまめに更新しているのだが、どうも皆さんそこまで見てくれていないかもしれない。 それでは、この辺で新しい志向で、日記を書いて見ようと思う。テーマが無いときは、サボります。 気楽に続けて行こうと思います。今後ともよろしく。 home |