私の好きな町6


ヴァラナシー


ヴァラナシーは、インド北部ガンジス川沿いにある、ヒンドゥー教の聖地です。
インドの人は、この聖地で死んで河に流されることが最大の喜びだそうです。
ガートと呼ばれる階段状の親水空間は、沐浴する人で溢れています。

日本人の目で視覚的に見ると、水は非常に汚れており、泥だらけ、ゴミだらけですが、
インドの人にとっては、非常に神聖な河だそうです。つまり、私たちは物理的に綺麗、
汚いと話している一方、彼らは精神的に聖なるものと感じているようです。

そこかしこで、葬儀の火葬が行われており、葬儀後は、河にそのまま遺骨を流します。
また時々、布にくるまれた子供の遺体らしきものも河に浮かんでいます。
そんなことは全く気にせずに、彼らはそこで水浴し、歯を磨き、口を濯いでいます。

宗教的な教えは、生活の上で密接につながっているので、それを理解するのは私たちに
とって大変だと思いますが、少なくともヒマラヤの山から流れる、河の広大な連鎖の
なかで生活している彼らの気持ちは、とても豊かなのだと思います。

迷路のような町を、1週間ほど徘徊してしまいました。


 










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