REPORER 市川 隆 PROFILE | |||||
建築計画網・大系舎 PROFILE | |||||
4.子供室と居住スペース
SB邸の2階はワンフロアすべて3人の子供たちのスペースです。
今はまだ一番上のお姉ちゃん以外、個室的には使っていないようでしたが、きれいに3等分されているのでいずれ3人がそれぞれの部屋として使うようになるでしょう。 大戸さんによると、2階の床の一部はいつでも貫通できるようになっていて、「螺旋階段で1階と結ぶことができるように」なっているそうです。また、3、4階もこれと連動しています。将来1、2階をお店にしたりあるいは人に貸したりしても、3、4階だけで生活ができるようになっているのです。 60年代の名作・スカイハウス(設計:菊竹清訓)は、子供室も成長・変化する部分として居住空間にぶら下げられましたが、子供室を本来的な居住スペースと切り離せるようにしておく、という意味では同じかもしれません。
SB-HOUSEの出来上がるプロセスは、 |