住んでから少し時間が経過した住宅の様子を
レポーターの市川さんを通して表現しています

杉並区の木造3階建て。狭くてもインテリアを楽しみながら生活しています。
-Vol.2-
住まいを「つくる」たのしみ
- NA-house -
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4.北側採光と南側の庇
 

  キッチンの脇にある北側のカウンターは、ワークスペースとして考えられています。ここでアイロンをかけたりミシンを使ったり、もちろん何かを書いたりすることもできます。奥さんの仕事場は1階にあるので、ここは純粋に家事のためのスペースです。

「アイロンかけるの、すごくうまくなりましたよ。ワイシャツ1枚5分!」と話すのはご主人。家事も積極的に分担するご夫妻ならではのエピソードです。

このカウンターには、もう一つ魅力があります。それはカウンター前の窓からの採光、つまり北面採光です。 「なんとなく南面信仰みたいなのがあったんですが、ここに来てみてびっくり。すっごくいい」これは奥さん。

「間接光はいいですよ。向かいが白い家とかならもっといい(笑)」とご主人。

実はプランを検討中に大戸さんに言われたのだそうです。今の家は断熱性もいいし冬の寒さはどうにかなる。むしろ夏の暑さ対策をしたほうがいい、と。

南面は吹き抜けに面して大きな窓がありますが、ここの庇は1m20?もあって、夏の直射日光はほとんど室内に入りません。北側の窓も開放すれば、風がよく抜けて真夏でもエアコンはほとんど使わないとか。

北側の窓を採光にも通風にも活用し、かつ南側の日射対策をきちんとしているのは見事です。

 

 

NA-HOUSEの出来上がるプロセスは、
<建築計画網・大系舎 HP><オンライン設計室><No.17 NAさんの場合>
を参照ください 

 

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