その6-徐々に設計に入ります

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要約:土地購入も無事終わり、徐々に計画に入ります。



敷地風景


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[1999/10/14from OOTO]これからのこと
こんにちは、KDさん。建築計画網・大系舎の大戸です。
さて、家の話の続きです。
そうそう先日きちんとお返事しませんでしたが、今のようにメールによる対話をもう少し続けて下さい。建築と美術の大きな差は、建築が受注ということに本質がある点です。
つまり、建築はクライアントと切っても切り離せないのです。その点美術は、作家が自由に、自分のテーマで自由に作ることが異なる点ですね。

これまで、美術のことが大きなテーマで話していますが、少し視点を変えて伺います。
奥さんのご意見などをお聞かせ下さい。実際に設計が始まったときにはきちんとお話は聞きますが今は、KDさんの感じている奥さんのご意見でも構いません。日常的なことは、奥さんが主体になりますから。

以上です。お返事お待ちしております。
※最後に、以前設計した住宅の吹き抜けに、オブジェを付けたことがあります。
チョウチョみたいのがそうです。向こう側は広間、ここは吹き抜けの玄関です。

 





[1999/10/18from mr.KD]絵のサイズなど。


建築計画網・大系舎
大戸様

昨日は、再度のお越しありがとうございました。お疲れさまでした。

さて、飾りたい最大の絵の大きさですが、タテ1943×ヨコ1623×アツミ35mmです。
結構大きいです。(笑) 屋根裏いけますか?




.




また、昨夜家内と話したのですが、子供が小さいうちは掘りごたつにふたをしておき
たとのことです。
それから、2階の居間ということは少し抵抗があるようです。
僕はいいと思いますが・・

 


[1999/10/18from OOTO]RE:絵のサイズなど

  こんにちは、KDさん。建築計画網・大系舎の大戸です。

>さて、飾りたい最大の絵の大きさですが、タテ1943×ヨコ1623×アツミ35mmです。
>結構大きいです。(笑) 屋根裏いけますか?

おそらく大丈夫だと思います。ただ、見るための引きの問題もありますね。


>また、昨夜家内と話したのですが、子供が小さいうちは掘りごたつにふたをしておき
>たとのことです。
>2階の居間ということは少し抵抗があるようです。  僕はいいと思いますが・・
今を中心に考えながら、将来は変更で対応するなど、柔軟考え方が必要だと思います。
ですから、10年後位の後の変化も視野に入れながら、今を中心設計することが良いと思います。

 


[1999/10/20from mr.KD]RE:設計の件
建築計画網・大系舎
大戸様

> 今を中心に考えながら、将来は変更で対応するなど、柔軟考え方が必要だと思います。
> ですから、10年後位の後の変化も視野に入れながら、今を中心設計することが良いと思います。

 そうですね。大きい絵の件。圧迫されるようでは困ります。屋根裏はどの位の広さになるのでしょうか?
1階の寝室を将来は子供部屋するくらいの発想が必要ですね。
 柔軟に考えていきます。

それでは、また。



[1999/10/19from OOTO]ご返事など
 
> そうですね。圧迫されるようでは困ります。屋根裏はどの位の広さになるのでしょ
>うか?

まだ私自身も、漠然としています。そんなに早くは、計画ができません。(笑)
まず、第1回目の提案は、あまり細かな部分まで踏み込めません。
条件整理、可能性の検討というところまでだと思います。

設計は、徐々に詰めていく方法を取ります。基本計画の完成は、年末ごろに考えています。具体的な寸法はその時点にならないと、決まらないと思います。模型もそのころになります。

今は、大風呂敷をいっぱいに広げて、いろいろな可能性を考える時期だと思います。
それまでは、最大限可能性を検討していきます。

ただ、実施設計に入る来年2月頃からは、予算のことを口やかましく言うと思います。
つまり、ノーということが多くなって来ると思います。いつも、予算との格闘になります。
そう言うわけですので、徐々に進めましょう。
ということで。

 



[1999/10/20from mr.KD]設計の進め方など
建築計画網・大系舎
大戸様

いつもお世話になります。

>まだ私自身も、漠然としています。そんなに早くは、計画ができません。(笑)
> まず、第1回目の提案は、あまり細かな部分まで踏み込めません。
> 条件整理、可能性の検討というところまでだと思います。

 わかりました。


> 設計は、徐々に詰めていく方法を取ります。基本計画の完成は、年末ごろに考えています。
> 具体的な寸法はその時点にならないと、決まらないと思います。模型もそのころになります。
> 今は、大風呂敷をいっぱいに広げて、いろいろな可能性を考える時期だと思いま
す。
> それまでは、最大限可能性を検討していきます。


 こちらもわかりました。

> ただ、実施設計に入る来年2月頃からは、予算のことを口やかましく言うと思います。
> つまり、ノーということが多くなって来ると思います。いつも、予算との格闘になります。


 お手柔らかにお願いします。

 ここで質問があります。
 工務店の見積もりが出る前に、実施設計である程度概算が可能であるということで
しょうか?
 また、基本計画(模型)と実施設計では価格的な大きなちがいが出てくるのでしょ
うか?

 以上、よろしくお願いします。

 


[99/10/20from OOTO]RE:設計の進め方など
 
こんにちは、KDさん。建築計画網・大系舎の大戸です。

> ここで質問があります。
> 工務店の見積もりが出る前に、実施設計である程度概算が可能であるということで
>しょうか?
> また、基本計画(模型)と実施設計では価格的な大きなちがいが出てくるのでしょ
>うか?
> 以上、よろしくお願いします。

実施設計時に概算予算(設計予算)は分かりますが、工事見積もりは、各社によって異なります。

設計で分かるのは、あくまで予算です。(この時点では、大まかな捉え方をして、後は業者からの工事見積もりを元に調整します。)
工務店が算出する金額は、請負金額です。(この値段でなら請け負いますということ。)

一般的に、見積もり金額は、予算をオーバーすることが多い傾向にあります。
その理由は

1,設計時にはどうしてもクライアントからの希望が膨らみ、仕様や規模がアップする傾向にあります。
  ですから、多少オーバーを意識しながら見積もりに出すことが多いです。(つまり後で減額調整する)

2,一般的に、複数の工務店から出てくる見積もりは、10〜20%程度の開きがあります。
  この見積書は、そのまま受け取る必要がないので、その後設計者がクライアントの立場(代理者)で、チェックを行ったり、仕様調整などを行えば、10〜15%程度の調整が可能です。

3,そう言った事情で、ほとんど1回の相見積もりだけでは、決まらないことが多いです。

4,一般的に、10%〜15%のオーバーの範囲であれば、様々な微調整で、予算に落ち着くことが多いです。

5,建築家が、施主の立場で専門的見地から、リーズナブルな工事金額に価格調整することは、とても重要な仕事でありますが、意外と皆さんご存じないようです。工事業者を決め、価格交渉するための時間も十分確保して欲しいです。(ものによっては2が月くらい)

6,ですから、ご質問の内容をもう一度まとめると、一般的には、実施設計後に工事見積もりは多少オーバーする傾向にありますが、最終的には調整して、予算に納めるようにします。

7,ただ基本設計が終わったころに(1月頃)に、概算見積もりを業者に依頼することもあります。手間は掛かりますがこういった方法もあると思います。

以上で、大まかな流れを説明しましたが、ご不明な点は、またメールを下されば説明いたします。

ということで、失礼いたします。

 


[1999/10/21from mr.KD]RE:設計の進め方など
建築計画網・大系舎
大戸様
いつもお世話になります。
いろいろ勉強になります。ありがとうございました。
私たちの希望を如何に現実に近づけるか・・・それが建築家なのですね。
また、疑問に思うことがあれば連絡します。



[99/10/21from OOTO]RE:設計の進め方など
 
こんにちは、KDさん。建築計画網・大系舎の大戸です。

>私たちの希望を如何に現実に近づけるか・・・それが建築家なのですね。
建築は、予算という現実の壁や、施主の希望(時にはわがまま(笑))との格闘しながら
の中での表現です。いつも、バトルです(笑)

それと、メールだけの打ち合わせは、やはり片手落ちの部分が出てきます。
また、今後はこまめにお伺いしますので、よろしくお願いいたします。

以上です。

その6おわり

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