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その10-高気密・高断熱住宅? |
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要約:高気密・高断熱住宅の解釈など |
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こんにちは、KDさん。建築計画網・大系舎の大戸です。
>今回のメールで気になったのですが、今回の家は高気密、高断熱住宅ではないので
>しょうか?また、これにするにはかなりコストが高くなってしまうのでしょうか?
>よくわかりませんが、在来工法の家を上記仕様にするには難しいのでしょうか?
>すみませんがよろしくお願いします。
☆高気密、高断熱の定義をどう定義するかですが、一般の方に少し誤解があるようです。
目的は、省エネであり、結論としては、断熱性が高いことが、エネルギーの効率化に繋がるのです。
窓部の、気密サッシの利用やペアガラス化は窓部の断熱性を高めているわけです。ただ、
カーテンや障子などを組み合わせることでも同じような目的に近づけます。
最近では、ハウスメーカーなどで、高断熱・高気密と宣伝で言っておりますが、高気密は、場合に
よっては健康を害する作用や、機械空調に頼ってしまうこともあるようです。有機溶剤が、室内から
抜けなかったりするようです。マンションに多いですね。(私も実際に経験あります。)
高気密化は、あくまで断熱化を進めるための一つの方法であり、ただこの方法は効率の割りにはコスト
が高くつきます。
私の考え方は、断熱材はキチンと多めに入れて、コストが許せばガラスはペアガラスを使うという
程度です。あまり一つのことに集中すると、全体のフレキシビリティーがなくなると思います。
ですから今問題になっている健康材料の件も、同じようにような考え方です。
実際現代生活から、有機溶剤をシャットアウトしようと思っても、原理的に不可能です。
とても気を付けるべき問題ですが、これにこだわりだすとまた大変です。
その勉強だけで、家づくりの対するエネルギーが注がれることになりかねません。
分かる範囲で、コストが許す範囲で対応することが私の考えです。
KDさんの家づくりは、もう少し広いスタンスで、ゆったりと考えたいなと思っています。
>合理的に考えて、将来のランニングコストと初期投資を比較して投入資金の少ない方
>を選択します。
>大戸さんの考えでは、OMはあまりメリットがない?ということでしょうか?
☆そうですね。ただ、OMについては、数字で解決出来ない問題もあります。
自然に対する考え方や、好き嫌いなど。主観的な点も大切だと考えています。
私の考えでは、OMとして計画するのは少し無理があるかもしれないというところです。
否定はしていませんが(笑)形態の制限も出てきます。
>今回の家の建築は、大戸さんの考えに全面的にお任せしようと思いますのでよろしく
>お願いします。
>(間取りについては、少しうるさくてすみません。)
☆上記の通り、省エネや健康材料はとても大切ですが、それだけをテーマにしても面白く無い。
美術についてや、住まいの楽しさなどに神経を集中できたらと考えています。
などなど。以上よろしくお願い致します。
***** 建築計画網・大系舎 大戸浩 <ooto@taikeisha.net> *****
***** http://www.campus.ne.jp/~ooto/taikeisha.html *****
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その10おわり |
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