ここ数年来、家づくりにおいても、インターネットの活用など、いわゆるデジタル化が急速に進んできました。デジタル化の中での一番大きな変化は、インターネットなどのコミュニケーション・ツールの発達があげられると思います。電子メールやBBSなどのコミュニケーション・ツールの発達で、クライアントと建築家の関係が以前に比べ大幅に変わり、また現場の職人なども加えた新しい関係を築くことが出来るようになってきました。
私はは”住宅”とは、”もの=ハード”としての姿だけではなく、”つくりかた=ソフト”の姿も同様に大切なものだと考えています。”つくりかた”は、人と人のコミュニケーションを基本として成立しているので、コミュニケーション・ツールの進化が、大きな影響を及ぼします。その意味で、コミュニケーション・ツールの発達は、住宅の”つくりかた”という次元で、大きな変化をつくりだしていると考えられます。もちろんデジタル化とは、コミュニケーション・ツールだけを示すものではなく、カメラやCADやコンピューターソフトなどの進化も加わり、デザインの方法も変わってきました。
私たち建築計画網・大系舎では、家づくりにおけるデジタル活用をテーマに設計活動をしています。ここでは、実際に家づくりの場面で、当事務所ではどのように、デジタルを活用しているか、また家づくりがどのように変化しているかをご紹介しようと思います。(2002/07/11
RENEWAL)