その12-大工の塩釜さん

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要約:大工さんにインタビュー

[2002/10/09]大工インタービュー

実際の住宅づくりに携わっている、職人に迫ってみました。
私たちは、職人の顔が見える住宅づくりを目指しています。どこのどんな職人が、つくってくれた住宅かを記録したいと考えています。
この住宅に携わった職人にも、将来に渡り記憶に残る住宅であって欲しいのです。
今回は、大工の塩釜さんにインタビューしました。



ヒアリング:2002/10/09、現場にて
聞き手:大戸

名前:塩釜庄司
年齢:53才
家族:妻、子供3人(孫小学校6年生)
出身地:山梨県櫛形

右手の豆に注目


大工になったきっかけ
酒が好きで、若い頃は、高級クラなどのの水商売で働いていた。クラブの司会などもやっていた。
お母さんの友人の紹介で、24才の時に大工に入門。山梨で2,3の工務店に勤め、東京にやってきた。以来約20年、長野工務店に勤める。




修業時代:山梨では、大黒柱があるような、田舎つくりの住宅が多かった。私たちの時代より前は、丁稚奉公のような方法で修行したが、今とさほど変わらない。
昔(昭和40年代頃までは、)は、鳶がもっと現場を仕切っていた。極端な場合は、建て方は鳶が行い、大工にはさわらせてもらえなかった時代もあった。今は、鳶職が目立たない時代になった。




はじめて建てた住宅:自分の兄弟の家。階段に凝った住宅だった。




インタビュー(動画)


インタビュー感想:塩釜さんは、良く話してくれた。一緒に同居しているお子さんが、インターネットを見れるそうなので、このHPをご覧になった、ご家族からどんな感想をいただけるか楽しみにしています。

塩釜さんのご家族の方、是非感想のメール下さい。

以上です。






その12おわり

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